平成25年最初の鈴鹿山脈ブナ林毎木調査を実施

四日市大学自然環境教育研究会と環境情報学部教員有志と学生が、平成25年最初の鈴鹿山脈ブナ林毎木調査を4月13日(土)に行いました。当日は大変穏やかな晴天となり、暖かな陽光を浴びながら調査を進めることができました。
 
ブナはまだ若葉が出ておらず、木肌の様子や枝振りからブナを選んだため、やや同定が難しい部分もありましたが、約200本のブナの緯度経度、標高、樹径、樹高、枝数などを記録することができました。
 
四日市大学自然環境教育研究会の事前調査によると、この一帯には約3000本のブナがあることがわかっています。今回を含むこれまでの調査で、その中の1/3にあたる約1000本のデータベース化ができました。
 
地球温暖化の進展とともに衰退が危惧されているブナ林の記録を残し、後世の方々に役立ててもらうことが、この共同研究の目的です。今年度も多くの調査を行う予定です。
 

調査地点付近のブナ清水に到着した。周辺には雪が残っていた。

水温調査用に計測器を設置した。

ブナの胸高直径を計測する環境情報学部2年の弓矢君と村井君。

アカヤシオの花が綺麗だった。


 

朝明川河口から源流部までの遡上ツアー。最後までご覧ください。ブナ林調査地点の情報が表示されます。

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