2013伊勢湾海洋調査実習の2日目を報告します

2013年度の伊勢湾海洋調査実習ですが、2日目を終えました。午前中は雨となり、一時は雨合羽が必要になるほどでしたが、午後になると回復し、調査実習は予定通り進めることができました。学生たちは午前中まで船酔いの続いた者もいましたが、伊勢湾内に入り、船の揺れが収まってきたこともあり、午後からは皆、元気になりました。
 
2日目になり、調査の方法にも次第に慣れ、比較的ゆっくり、しっかり、予定していた6地点の調査を行うことができました。2日目は伊勢湾沖の地点から伊勢湾内の鈴鹿沖まで北西方向に進む航路で調査を行い、伊勢湾内外の環境の違いを学びました。鈴鹿沖まで来ると、海底付近は貧酸素になり、海底の泥も硫化水素臭がきつくなりました。

それでは、実習の様子を写真でお見せします。
 

恒例のラジオ体操。留学生も英語のナレーションに合わせて日本の国技を学んだ。


朝食は焼きシャケと納豆と味噌汁だ。


CTD装置のセッティング。


マルチネットでプランクトンを採集しているところ。


鈴鹿沖での採泥の様子。硫化水素臭がひどかった。


夜の勉強会の様子。慣れない昼の作業で疲れているはずだが、学生たちは一所懸命に取り組んだ。

2件のコメント

  1. 今年は若者らしさの中に観測作業などへの真摯に取り組んでいた姿が印象的でした。
    年寄りの目には好感度大でした。 カピタン内田

  2. 内田船長。毎年ですが、勢水丸の船員の皆様の温かいサポート、本当に感謝しております。今年も充実した実習を行うことができました。ありがとうございました。

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