2014年12月9日(月)、環境情報学部の講義「四日市公害論」に野田之一さんをゲスト講師としてお招きしました。野田さん(83)は、磯津ご出身の元漁師です。四日市公害訴訟の原告のお一人として、これまで半世紀以上、公害と闘い続けてこられました。今も精力的に地元の小学校などに出向き、四日市公害の「語り部」活動を続けていらっしゃいます。
今回、四日市公害について学んでいる環境専攻の学生ら20人を前に、公害発生当時のお話やお考えなど多岐にわたってお話ししていただきました。受講生も、事前に考え抜いた質問をもとに、野田さんに質問したり感想を発表したりしました。講義だけでなく、「やはり当事者の『生の声』を実際に聴けてよかった」といった感想が寄せられました。