四日市大学は文科省の平成26年度「地(知)の拠点整備事業」に採択され、地域志向教育研究活動を開始しました。1人1プロジェクトは、その計画事業の一部で、大学の約7割の教員が参加する地域志向教育研究活動です。環境情報学部の武本教授・高橋講師は四日市市の新総合ゴミ処理施設に併設される環境教育施設の有効利用に大学が協力するための調査を提案し、特定プロジェクトに採択されました。
武本教授・高橋講師は、関東・中部・近畿地区のゴミ処理施設併設の環境教育施設を訪問し、その施設内容、利用状況、優れた点等を調査しています。この度、エコメッセ春日井という環境施設を訪問し、その状況の報告があったので、概要のみ以下にご紹介します。
訪問日:平成27年1月8日(木)午前
施設概要:春日井クリーンセンターに併設された3階建ての施設。平成14年開設。市が管理し、職員3名で運営。光熱費や人件費はクリーンセンター(市)が支出し、年間予算は300万円。
活動内容:
1.リサイクル講座(年間50回、生ごみリサイクル、ぼかし作り)
2.リサイクルフェア普及活動(消費生活展と統合で、再利用家具、工作、取り組み展示)
3.フリーマーケット活動(3・5・11月の年3回)
4.エコライフ推進(食から始めるエコ、エコライフの実践、再生品の廉価販売)
見学者数:小学校4年生の社会科見学(ゴミの副読本も配布)では年間3,000人が参加し、一般見学者を含めて合計年間15,000人が利用する。
学部の他の教員が進める地域志向教育研究についても、この学部サイトで随時、ご報告する予定です。是非、ご注目ください。