平成27年2月11日(祝)に岐阜県の長良川うかいミュージアムで千葉教授が伊勢湾の漂着ゴミに関する講演を行い、その後、参加者の方々と漂着ゴミの発生起源やその対策について話し合いました。伊勢湾沿岸の漂着ゴミの約8割は流木や灌木などの自然ゴミが占めています。木曽川流域はヒノキが多く、長良川流域にはスギが多いため、流木に占める木の種類で発生源をある程度特定できないか、河川敷の樹林化が影響していないか、それよりも上流域の斜面崩壊による流木の流出が大きいのではないか、衛星画像から地形変化を求めて、漂着ゴミとの関連を調べてはどうかなど、様々な意見が出されました。森林や河川環境に詳しい方々との交流は大変有益だったようです。