2018年5月19日(土)に鈴鹿山系伊勢谷のブナ林の観察会を千葉教授のセミナーが実施しました。参加者は4年生3名、3年生4名、2年生6名(他ゼミ1名含む)の13名で学年間の交流も兼ねた活動でした。本ブナ林の調査を行ってきた保黒様(四日市大学自然環境研究会)と福田様(三泗自然に親しむ会)に指導者としてご参加いただきました。
雨は早朝に上がりましたが、風は一日中収まらず、高度を上げるに従い強風となり、山頂付近では身体が持って行かれるほどでした。そのため、体温も下がり、ブナ林を気持ち良く観察することは出来ませんでしたが、豊かな生態系がそこにあることや、ブナ林の貴重さと大切さ(水源涵養、斜面安定化など)、過去に実施してきた調査の苦労などを学生たちは実感したと思われます。
本ブナ林については詳細な毎木調査を実施済みで、次は群落調査を行う計画があります。学生たちに樹木や植物の知識をつけさせて、この調査を進めることを考えています。