2018年10月9日(火)に新川と庄内川河口の中堤防沿いに散乱しているペットボトルの調査を行いました。藤前干潟クリーン大作戦実行委員会の鈴木康平様にご案内いただきながら、河口部の7箇所でペットボトルを各50本拾い、その消費期限を調べました。
先日の台風21号と24号による高潮で、この地域も水位が通常よりも1.5~2m上昇し、そのため、ヨシ原に埋もれていたペットボトルが浮き上がり、上流側や高水敷側に運ばれたようです。写真のように、ペットボトルはパッチ状に集積し、ヨシを押し倒していました。
消費期限調査の目的は、伊勢湾へのゴミの流出過程を知るためです。古いゴミが河原に多量にあるということは、ゴミは時間を掛けて、陸から海に流れ出ることを意味しています。
今回の調査結果は、これから分析しますが、他の河川に比べて非常に古いボトルが多く、消費期限のマークが消えているものが約8割もあったことが特徴でした。ボトルキャップが朽ちて崩れているほど古いものも多く、明らかに古いタイプのボトルも沢山見つかりました。