日々の研究活動(7)Rosalie Hoskingさんが算額を奉納しました(小川束)

日本学術振興会の外国人特別研究員として昨年10月から関孝和数学研究所に来ているロザリー・ホスキング(Rosalie Hosking)さんが11月16日,京都の北野天満宮に算額を奉納しました.この算額は江戸時代の算額文化を研究するホスキングさんがニュージーランドの研究者3名とともに創作した幾何の問題を額に仕立たものです.

今回の奉納は,江戸時代の豊かな数学文化を世界の人々にも紹介したいと相談を受けたことから企画が始まり,ニュージーランド日本交換プログラムの助成を受けて実現しました.学問の神様菅原道真公を祀る北野天満宮に奉納できて何よりでした.外国人による算額はおそらく初めてで,額の英文には日本語訳もついています.京都へ行かれた折,機会があれば北野天満宮・絵馬堂をお訪ねください.

本算額の奉納にあたっては以下の方々に感謝申し上げます.岡崎・六所神社大竹いつき宮司,京都・晴明神社山口琢也宮司,北野天満宮・橘重十九宮司,同神原孝至禰宜,同松大路和弘権禰宜.額の製作,広報にあたっては同志社大学の林隆夫先生,関孝和数学研究所の上野健爾所長,寺尾憲二氏,中井保行先生に助けていただきました.

本殿中央に算額を安置して祝詞,玉串奉奠など,奉納の式が行われました.

ホスキングさんが橘重重九宮司より奉納の証書をいただくところ

式終了後,算額を絵馬堂へ設置して,

最後に切幣を撒いて,奉納は無事終了しました.

ホスキングさんがいただいた奉納の「證」を眺めているところ.

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