廣住准教授の研究室で実施しているマイクロプラスチック流出量を調べる実験を行うために実験ほ場に設置した模擬水田に植えたイネが実りました。
最近問題となっているマイクロプラスチックの問題では、プラスチック製被覆肥料が河川や海洋に流出しているといわれています。しかし実際にどの程度水田から流出しているのかはよくわかっていません。この実験では、模擬水田を作って実際に稲作を行い、通常の水管理でどの程度肥料が流出し、どの程度農地に残留するか調べています。
今回は、無事イネが実りましたので、稲刈りのため、水を抜く作業をしました。この水抜き作業では、流出する水を網で受けて、プラスチック製被覆肥料のコーティング樹脂がどの程度流れ出てくるかを調べました。
土が十分に乾燥したら、稲刈りを行い、稲刈り後の土にどれくらいコーティング樹脂が残留しているかを調べます。
![マイクロプラスチック流出量実験用模擬水田のイネが実りました(1)](https://eis-yokkaichi-u.jp/wp-content/uploads/2019/11/1-150x150.jpg)
![マイクロプラスチック流出量実験用模擬水田のイネが実りました(2)](https://eis-yokkaichi-u.jp/wp-content/uploads/2019/11/2-150x150.jpg)