志摩市のマイクロプラスチック調査に同行(千葉)

「SDGs未来都市」である志摩市が、2020年9月28日(月)に英虞湾でマイクロプラスチックの調査を行いました。9月29日(火)には的矢湾でも調査を行うことになっています。

この調査は日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で、全国の自治体からのマイクロプラスチック流出の実態解明を目指しています。調査には、一般社団法人ピリカの開発したマイクロプラスチック調査装置「アルバトロス」を使用し、共通の条件でマイクロプラスチックを採取し、結果を公開して比較することになっています。

第一調査地点の英虞湾の多徳島沖に到着後、ピリカから送られてきたアルバトロスを組み立て(約10分)、海面に降ろして、3分間の表層水の吸引を行いました。装置は水中モーターにプランクトンネットとフローメーターを組み合わせたもので、組立ても操作も比較的簡単でした。

その後、前川樋門近くの第2地点で調査を行い、最後に三重県立水産高校の協力を得て、第3地点であるタコノボリで調査を行いました。第3地点では水産高校の生徒さんに組み立てと吸引作業を手伝ってもらいました。

私は調査地点の選定に協力しました。英虞湾の場合、生活系のマイクロプラスチックの多くは前川から流入すると考えられるので、前川河口から英虞湾の湾口に向かって、調査地点を配置しました。

採取されたプランクトンネット内のマイクロプラスチックを肉眼で確認しましたが、非常に少なかったです。吸引時間が短く、その地点を代表するマイクロプラスチックの種類と密度を計測できたのか、やや心配に思いました。調査結果は来年2月頃に公表されるとのことです。

中日新聞が調査に同行されました。9月29日の三重版に記事が掲載される予定です。

調査地点
多徳島付近の海上でアルバトロスを組み立てているところ
前川樋門でアルバトロスを降ろしているところ
水産高校の実習船「はまゆう」内で志摩市の職員の方が、生徒さんたちにアルバトロスの説明を行っているところ
三重県立水産高校の実習船「はまゆう」の船尾からアルバトロスを降ろして、表層水を吸引しているところ
英虞湾は真珠養殖が盛んで、養殖筏に発泡スチロール製のフロート(バールと呼ばれる)が多量に使用されている。使用に伴い、このフロートが劣化し、マイクロプラスチック化するとともに、使用後に不法投棄され、写真のような状況になっている場所も多い。対策が急がれる。

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