伊勢湾海洋実習を実施(千葉)

環境情報学部の正課授業「海洋調査法」では、三重大学の勢水丸をお借りして伊勢湾内外で単独航海を実施し、海洋調査と学生の実習を行っています。昨年度は新型コロナのために航海が出来ませんでしたが、今年度は三重大学のご配慮で、乗船人数を約1/4(6名)に減らして、密を避けて行うことになりました。

2021年8月5日(木)と6日(金)に航海は行われ、伊勢湾南部の航路で、水質調査、採水、採泥、マクロベントス調査、メガベントス調査、表層のマイクロプラスチック採取を行いました。参加した学生たちは、初めて海洋調査を経験する者ばかりで、船酔いに耐えながらの作業は大変そうでしたが、頑張って参加しました。

天気は良好で、波もほとんどなく、予定していた調査と実習を全て終えることが出来ました。新型コロナの関係で、乗船者数が少なく、学生たちが楽しみにしている夜のミーティングが行えず、釣りも盛り上がらず、やや寂しい実習になってしまいましたが、現在の感染状況では、実習を実施できただけで、本当にありがたかったと思っています。

サポートしていただいた勢水丸の乗組員の皆様と関係者の皆様に深く感謝申し上げます。今夏は8月30日(月)と31日(火)に第2回目の実習を予定しており、新たな学生たちが参加します。よろしくお願い申し上げます。

一等航海士・中村様の安全教育を受ける学生たち。学生室もコロナ対策が施されていた。
CTD装置(水質調査装置)の操作を手伝う学生たち
透明度板を降ろすネパールからの留学生
神島の北方で記念撮影
答志島の北方でベントスネット(底引き網)を曳いて、メガベントスを採取したが、ゴカイ類やヒトデ類ばかりで残念!
モミジガイ(ヒトデの仲間)を並べて、個体数を調べる学生たち
夕方に、松阪市の山の方にヒト型の入道雲が立ち上がった。縄文時代の埴輪のようにも見える。
朝のラジオ体操。眠い目をこすりながら、取り組んだ。
松阪港への帰港前に、ブリッジの上で記念撮影。まだ、皆、眠そうだ。
閉校式の後に下船して、勢水丸の前で記念撮影した。前方中央が船長の前川様、その右が航海士の皆様。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください