2021年度2回目の伊勢湾海洋実習を実施(千葉)

8月30日(月)と31日(火)に2021年度の第2回目となる伊勢湾海洋実習を実施しました。新型コロナの感染拡大で三重県にも緊急事態宣言が出る中、実施が危ぶまれましたが、乗船2週間前からの活動の制限及び健康と活動の記録、乗船前日の抗原検査、船内での3密対策などを行うことで実施に漕ぎつけました。三重大学のご英断に感謝します。

定員4名の船室に1名という厳しい人数制限で、例年の1/4の参加者数となった代わりに、2回の航海を実施していただき、第1回目と合わせて12名の学生が海洋調査を経験できました。

8月30日と31日は好天に恵まれましたが、それまでの長雨の影響で濁りが酷く、透明度は2m以下でした。今回は伊勢湾の北部を巡り(第1回目は南部)、水質調査(CTD)、採水調査(栄養塩調査)、採泥調査(表層採泥、鉛直コア採泥、目的はマクロベントスとマイクロプラスチック)、ニューストンネットによるマイクロプラスチック調査、ベントスネットによるメガロベントス調査を行いました。

学生達は人数の少ない中で必死に頑張り、直ぐにコツを覚え、自分達から動いて調査を進めました。大学の教室の姿とは違った様子を見せてくれました。本当にご苦労様でした。

本実習を支援いただいた勢水丸と関係者の皆様に深く感謝申し上げます。なお、調査結果は、三重県と共同で進めている伊勢湾再生連携研究事業にも生かされることになっています。

航路と観測点
乗船前に勢水丸を背景に記念撮影
出港前の安全教育
四日市沖の第1調査地点(St.1)の到着前に昼食(勢水丸カレー)をいただいた。
水質調査装置(CTD装置)を海に投入するところ
透明度板を垂下しているところ
ニューストンネットによるマイクロプラスチックの採取。船体と網の距離を一定に保つ仕組みや、網全体を水面に平行に保つ仕組みなどが施されている。航海士の方々の工夫に頭が下がります。
5地点での調査を終えて、大口湾に戻る途中で、三重県の山々に沈む雄大な夕日を見ることができた。
勢水丸の夕飯はご飯、みそ汁、メカブと山芋の酢の物、海老天、コーンコロッケ、野菜サラダだった。疲れた体に味が沁みる。
小林君差し入れの西瓜をデザートに頂いた。海で食べる西瓜は格別に美味かった。
食事後の皿洗いを2名の女子留学生(ミャンマーとインドネシア)が積極的に引き受けてくれた。どうもありがとう!
早朝の大口湾。雲出川から流れ込んだ陸水が、表層を蛇行しながら答志島方向に向かって進んでいた。海の中を流れる川のようだった。
閉校式後に勢水丸の前での記念撮影。前川船長様(中央前)と航海士の皆様、大変お世話になりました。

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