顕微FTIR装置(赤外分光光度計)による伊勢湾の魚介類体内のマイクロプラスチックの分析(千葉)

環境情報学部の千葉研究室では、伊勢湾の海岸、海域の表層、海底、伊勢湾流域河川や水田、伊勢湾流域の下水処理場からの放流水などのマイクロプラスチックを調査し、汚染状態やその動態(移動、分解、劣化)について研究しています。最近は以上に加えて、伊勢湾産のマイワシやカタクチイワシの消化管内、ムラサキイガイの内臓内のマイクロプラスチックについても研究を始めました。

本日2022年7月12日には、岐阜県関市にある岐阜県産業技術総合センターを訪問し、顕微FTIR(赤外分光光度計)をお借りして、マイワシの消化管内のマイクロプラスチックの分析を行いました。100μm(0.1mm)程度の小さなマイクロプラスチックをピンセットで摘まんだり、顕微鏡の指定位置に配置して、赤外線が照射されるプリズムに押し当てたりなど、非常に細かな作業が必要で、大変でしたが、有益なデータを多数得ました。

岐阜県産業技術総合センターの関係者の皆様、お世話になりました。

顕微FTIR装置を用いて分析作業を行う環境情報学部3年次の宝亀稜君(千葉研究室所属)
100μm程度の小さなマイクロプラスチックを顕微鏡で捉えて、赤外線で分析する箇所を指定(赤枠)しているところ。分析の結果、この試料はエチレン/プロピレン共重合体と判明した。

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