鈴鹿山系朝明川源流域のブナ林保全活動を今年度から再開しましたが、2022年9月12日(月)にブナの種を捕集するトラップの設置と堆積土壌の調査などを行いました。ブナの生息域は「暖かさの指数(5℃以上の月平均気温の積算値)」で決まると言われていますが、暖かさの指数の上限よりも遥かに暖かい平地でも、保護しながら育てれば成長することが知られています。
そこで、今回の保全活動では、ブナの生息地の各種データの調査とともに、ブナの実を捕集して平地で育てることを計画しています。育てた幼木は元の森林に移植します。
活動の様子を動画にまとめたので、ご覧ください。