吉崎海岸清掃活動の勉強会を担当(千葉)

四日市市楠町の吉崎海岸では毎月第1日曜日に清掃活動が行われています。主催は楠地区まちづくり検討委員会で、共催は四日市うみがめ保存会です。この活動の歴史は長く、10年以上継続しており、四日市大学環境情報学部の学生たちが開始時期から参加してきました。

ここ数年間は千葉研究室の学生と私が勉強会を年1回だけ担当し、海洋ゴミやマイクロプラスチックなどの話題を提供しています。2022年10月2日の清掃活動は四日市市のイベントと共催となり、400名近い方々が海岸に集まりました。清掃活動後の勉強会には60~70名の家族連れの皆様に参加していただきました。

勉強会では、千葉研究室の4名の3年生と1名の4年生が発表を行いました。多少緊張していたようですが、勉強会が始まると堂々とした雰囲気で、水野和毅君(3年)を中心に、子供達と質疑応答をしながら、楽しくてためになる勉強会を行うことができました。

勉強会の後半では参加者にビニール袋を渡して、海岸でマイクロプラスチックを拾っていただきました。参加者の皆さんは、徐放性肥料プラスチック、レジンペレット、人工芝のかけら、下水処理場のろ過材などを次々に見つけて、マイクロプラスチックの多さと汚染状況に驚いておられました。

多くの方々の前で自分たちの研究活動を発表する機会をいただき、学生たちの大きな経験になりました。主催者、共催者、参加いただいた企業の皆様、市民の皆様にお礼申し上げます。

海岸清掃活動前に皆で記念撮影。こにゅうどうくんの姿も見える。キオクシア、リコー、栗田工業などの企業の団体参加も目立った。
吉崎海岸は長さが500mあるが、遥か彼方まで広がって、プラスチックごみを中心に拾った。
ゴミ拾いに向かう、こにゅうどうくん。その体型でごみを拾うのは結構難しいのでは。。。

勉強会は、水野和毅君(3年)が中心となり進めた。こにゅうどうくんも子供達に交じって参加してくれた。

マイクロプラスチックって知っている人という問いに手を上げてくれた少年。立派な答えで皆で拍手した。2箇所でパネルを掲示しているのは3年の学生たち。

パネルを示しながら、やりとりをしたので、参加者の皆さんも良く理解できたようでした。

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