福島県の高校生への海洋ゴミ研修(千葉)

2023年3月18日と19日に福島県いわき市の高校生12名と引率の方々3名が四日市を訪問され、海洋ゴミの研修を受けました。この催しは勿来町の震災被害の復興活動を行う「勿来まちづくりサポートセンター」が企画したものです。同センターから私(環境情報学部の千葉)に依頼があり、実現しました。

3月18日は四日市大学の実験室で海洋ゴミに関する短い授業を受けた後に、マイクロプラスチックの分析方法を学びました。この研修には千葉研究室の3年生3名(大野田君、宝亀君、水野君)が参加し、水野君が海岸のマイクロプラスチック、宝亀君がイワシの内臓のマイクロプラスチック、大野田君が底泥に含まれるマイクロプラスチックについて、それぞれの分析方法を説明しました。

3月19日には「四日市公害と環境未来館」の谷崎様にご参加いただき、吉崎海岸に向かうバスの中で、谷崎様から四日市公害とコンビナートの歴史や四日市の自然環境の説明を受けました。吉崎海岸に到着後は、マイクロプラスチックの調査方法を学びました。

高校生はいわき市の4つの高校から募集に応じて参加したとのことで、海の環境問題やプラスチックごみ問題に強い関心を持っていました。研修は短い時間でしたが、彼らの今後の活動の役に立てることが出来ればと願っています。

研修にご協力いただいた「四日市公害と環境未来館」と谷崎様に感謝申し上げます。また、取材に来ていただいた中日新聞様とケーブルテレビ局のシーティーワイ様に感謝申し上げます。高校生の皆様、勿来町まちづくりサポートセンターの皆様、大変お疲れ様でした。

なお、この研修の様子が中日新聞とCTYのストリーミング放送で報道されています。よろしければ、ご覧ください。

中日新聞の記事

CTYのストリーミング放送

宝亀君がイワシの内臓のマイクロプラスチックの分析方法を説明している様子
大野田君が、底泥から取り出したマイクロプラスチックを実体顕微鏡で紹介している様子
皆で記念撮影
吉崎海岸でマイクロプラスチックを採取している様子

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