ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~


四日市大学環境情報学部は高校生向けの科学研究体験プログラム「沿岸海洋の実践科学教室~巡視船で四日市港周辺を巡り、水質と底質を調査しよう!」を実施します。このプログラムは、日本学術振興会の平成29年度ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~ KAKENHI(研究成果の社会還元・普及事業)に採択されました。

 
≪プログラムの説明≫

伊勢湾は豊穣(ほうじょう)の海として知られ、浅い砂浜を歩くと、足にぶつかるほどたくさんの魚が棲んでいました。昭和の高度経済成長期に日本の沿岸は急速に汚れ、その後、法律が整備され、水質は徐々に回復してきましたが、生き物でにぎやかな海は戻ってきていません。その原因のひとつが貧酸素水塊(ひんさんそすいかい)で、5月から10月頃までの海底では酸素が不足し、生物がほとんど棲めない世界になります。

本プログラムでは、四日市港に出て水質と底質を調査し、貧酸素水塊を自分の目で確かめ、その発生原因を学びます。貧酸素水塊の原因であるプランクトンを採取して、顕微鏡により分類して名前を学びます。最新の電子顕微鏡を用いて、肉眼で見た時とは全く異なる生物のミクロな姿も紹介します。

 

本プログラムのチラシはここからダウンロードできます。

 

プログラム名 沿岸海洋の実践科学教室~巡視船で四日市港周辺を巡り、水質と底質を調査しよう!
開催日時 7月28日(金) 9:40~17:40
集合場所・時間 近鉄富田駅西口 9:40
開催場所 四日市大学、四日市港ポートビル、巡視船ゆりかもめ
講師 千葉 賢(※) 四日市大学環境情報学部 教授
小川 束 四日市大学環境情報学部 教授
高橋 正昭 四日市大学環境技術研究所 研究員
清水 康弘 三重県水産研究所 主幹研究員
※主担当
協力 四日市港管理組合、三重県水産研究所
募集人数 20名(高校生対象)
当日のプログラム ■講義「伊勢湾の環境問題と環境科学」
 講師 環境情報学部教授 千葉 賢
■巡視船による洋上からの調査
 四日市港の透明度、水質(水温、塩分、溶存酸素、クロロフィル蛍光など)と底質(還元電位)の調査、採水と採泥など
■四日市大学ラボ(実験室)での観察
 採取した水の化学分析と顕微鏡によるプランクトン観察など
申込方法 次のいずれかの方法でお申し込みください。
① 四日市大学入試広報室に電子メール、FAXで申し込む。
E-mail:hirameki@yokkaichi-u.ac.jp
FAX:059-365-6630
② 日本学術振興会のホームページから申し込む。
日本学術振興会のホームページ

四日市大学入試広報室に申し込む場合は以下の項目についてご記入ください。

参加プログラム名(沿岸海洋の実践科学教室)、氏名、フリガナ、住所(郵便番号含む)、電話番号、FAX番号(あれば)、メールアドレス(あれば)、学校名、学年、性別

ご記入いただいた個人情報は、本プログラムにおいてのみ使用します。
申込受付開始 6月1日午前10時
申込締切 7月10日(月) なお、定員になり次第締め切ります。定員に達した場合は、このページに募集を終了したことを掲示します。
定員に達したため、募集を終了しました。申し訳けありませんが、ご了承ください。
備考 服装 汚れてもよい服装、運動靴
持ち物 筆記用具、ノート、タオル
※昼食は大学で用意します。
問い合わせ先 四日市大学入試広報室
〒512-8512 三重県四日市市萱生町1200
TEL 059-365-6711


四日市港の全景


調査で利用する巡視船ゆりかもめ

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