株式会社シー・ティー・ワイで活躍中の気象予報士・田中勝利さんが、環境情報学部の専門科目である「地域環境論」の6月1日の講義を担当されました。田中勝利さんは環境情報学部の卒業生で、大学2年生の時に気象予報士の資格を取得しました。講義のタイトルは「地球温暖化とゲリラ豪雨」で、温室効果のしくみ、二酸化炭素濃度の上昇と地球温暖化の関係などの説明後、四日市市日永のアメダスデータの分析結果を使って、気温上昇の様子と降水量の関係を示し、近年30年間は気温と最大降雨強度の上昇に関連性が見られると説明しました。
クイズを織り交ぜた分かりやすい講義で、聴講した約30名の学生たちは、地球温暖化の知識を得ながら、自分たちとそれほど年齢の違わない先輩が、社会で活躍している様子を感じたと思います。田中さんが所属するシー・ティー・ワイの地域情報部には環境情報学部の卒業生が4名(岩本さん、田中さん、西岡さん、弓矢さん)いて、それぞれ活躍中という嬉しいニュースを聞くこともできました。田中さん、田中さんの講義を許可いただいたシー・ティー・ワイの関係者の皆様、感謝申し上げます。