2013年2月18日(月)午前10時から北星高校の敷地中にある大気環境常時監視測定局の見学が実施されました。大気汚染対策として全国に大気汚染常時監視体制が整備され、三重県には29ケ所の監視局があります。監視局の機器、その仕組みを理解しようという目的で今回の見学会は行われました。当日はあいにくの雨天でしたが、武本教授、高橋教授とゼミ生5名が参加しました。
四日市市環境保全課担当者の方から二酸化硫黄、SPM、窒素酸化物、オキシダント、炭化水素などの各種自動観測機器の説明が行われました。これらの機器は1時間毎に観測値を市役所に送信し、次にそれらは県、国に転送され、ホームページで公開されています。機器のメンテナンスの説明に関しては、メンテナンスを委託されている三重県環境保全事業団職員の方から行われました。参加者たちは機器の原理や、データの扱いなどを熱心に聴きました。このような見学会は四日市大学ではこれまで行われていなかったので、貴重な体験となりました。