平成27年3月2日(月)に環境情報学部の新田義孝先生と高橋正昭先生の最終講義がADV教室で行われました。平日ということで、卒業生は集まりにくい状況でしたが、会場のADV教室には先生方を惜しむ方々が多数集まり、最後の講義に耳を傾けました。
最初に、新田先生が「四日市大学で、どのような思いで教育研究活動を行ってきたか」というテーマで話をされ、ディベートを中心に据えたゼミ教育、学生のやる気のスイッチを入れる教育、出張講義の発案と実施、海外環境研修の企画と実施、ETVよっかだいの企画と実施、小説新田ゼミの出版、四日市大学エネルギー環境教育研究会と四日市大学自然環境教育研究会との創設と連携などの多彩な活動に順番に触れられました。感極まり、こみあげられる場面もありました。
続いて、高橋先生がご自身の研究者としての活動の歴史を振り返り、指導者の方々との思い出、配置転換で研究分野を変えざるを得なかった思い出、大きなプロジェクト研究(地域結集型共同研究事業)を三重県で実施した思い出などを語られ、そこから得た教訓について、ユーモアを交えてお話になりました。
両先生には卒業生から花束が贈られ、拍手喝采で最終講義を終えました。
その後、6号館の交流サロンで懇親会も行われ、両先生を囲んで楽しい時間を過ごしました。
四日市大学は現在、COC事業(地/知の拠点整備事業)に力を入れていますが、両先生は、その先駆けとなる活動を自主的に積極的に行ってこられました。その活動が芽を開きつつあるようです。学生にも大変人気のある先生方でした。本当にお疲れ様でした。教員一同、深く感謝申し上げます。