オーストラリア語学/環境研修報告 その11

オーストラリア語学/環境研修の一行がクイーンズランド大学での研修の最終日を迎えました。引率している山本教授からの報告です。
 
ついに大学への登校最終日がやってまいりました。授業はなく、ラップアップの修了式。ITCEを代表してシェリルさんが修了証書を手渡してくれました。このシェリルさんの顔どこかで見覚えが…。そうです、先週土曜日のビクトリアポイントでの植樹ボランティアのリーダーだったあの人。実はICTEのお偉いさんだったんです。でも、相変わらずの気さくなノリで、修了式はカジュアルかつ晴れやかに執り行われました。
 
 
 
そして、いよいよお待ちかね、この後ご褒美のゴールドコーストツアーへとバスは進みます。運転手さんは先日も運転してくれたピーターさん。ブリスベンからゴールドコーストへは約70キロの距離。ワイワイがやがやのバスの旅は一時間足らずで終わりを告げました。着いてすぐ皆が思ったこと、まずは風が違う、そして光が違う。思わず、ここはハワイ? その名の通り、まさにサーファーズパラダイスが目前に広がっております。同行してくれたのはずっとお世話になっているキャロルさんで、なんと彼女自身も水着持参。さすがオージー、楽しむことを忘れてはいません。
 
 
 
厳しい日差しの中で、日焼け止めを塗り塗り、親切にも持参していただいたクイーンズランド大学のロゴ入りタオルのうえに皆思い思いに腰を下ろし、人生初のゴールドコーストを体感したのでありました。その後、時間を惜しむようにビーチの先へと繰り出す学生諸君。広い砂浜の向こうには、最高の波しぶきのあがっているいい波が。持参した水着に着替える者、ボディボードのレンタルへ走る者。さすがになでしこ女子学生諸君はアグレッシブにウィンドウショッピングへと浜辺を後にしたのでありました。
 
  
 
私もここぞとばかりに昔やっていたボディボードをレンタル。「いやぁ、さすがにゴールドコーストの波はちがう!ハワイのノースショア以来だよ、ははは。」と、一緒に波に乗った学生たちと喜びをかみしめたのでした。
 
そして、なんと帰りには途中通りがかった公園で野生のカンガルーに遭遇。学生諸君はもうすっかり見慣れていて感動も薄いようで、まだ見たことのない私だけが子どものようにはしゃいでおりました。でも、それくらいすっかりオーストラリアに慣れたってことで、「帰りたくな~い!」の言葉があちこちから聞こえていました。
 

 
本研修を終えるにあたって、お世話になった数多くの皆様にまずは感謝を捧げたいと思います。本学学生と一緒に参加してくれた三重大学の学生さん達から、また途中自主的にオブザーブで参加して下さった同大の先生方からも、今回の研修については本当に高い評価をいただきました。本環境情報学部の学生たちからも、一様に本当に来てよかったという感想が聞かれます。今後はこの内容をより工夫することで、さらなる教育効果を高める研修へと発展させていく所存でおります。環境について多くを学べるだけでなく、ホームステイによる一般家庭を体験したり、オーストラリアの名門大学での英語の授業で語学力を伸ばしたり、オーストラリアの異文化に触れ、歴史に触れることのできる本研修へ、将来皆さんもぜひ参加してみませんか。

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