「夏のエコフェア2018」の初日が7月21日(土)に四日市市桜リサーチパークで実施されました。猛暑の中、大勢の親子連れにご来場いただき、環境情報学部のブースにも約250名の親子連れが訪れました。
今年の出品は、1.VR(仮想現実)の体験、2.海岸のマイクロプラスチックを探そう、3.土壌の浄化実験、4.学部教員の環境調査のパネルでした。VRの体験では、学生の卒業制作である「のび太の部屋」を展示しましたが、子供たちに大人気で、待ち行列が出来るほどでした。VRの作品としては、「機動戦士ガンダム」「近鉄四日市駅からのドライブ」「ドローン飛行体験」も出品しました。
「のび太の部屋」を見たら、その流れで、吉崎海岸の砂の中からマイクロプラスチックを探す体験を行い、続いて、土壌の浄化実験に取り組んでもらいました。マイクロプラスチックごみが世界的な話題となっていることや、伊勢湾にも多くのマイクロプラスチックごみがあることを実感していただけたと思います。
土壌の浄化実験は、土壌による放射性物質の吸着効果という研究が背景にありますが、今回は、砂と泥による濁水の浄化効果を子供たちに見せました。透明になって出てくる水を、子供たちは面白そうに眺めていました。科学の勉強になったと思われます。
砂の中からマイクロプラスチックを見つけた子供たちには記念品(ノック式消しゴムと、CLEAN UP ISEWANキャンペーンの軍手)をプレゼントしました。これは三重県環境生活部大気水環境課にご提供いただいたものです。深く感謝申し上げます。