四日市大学環境情報学部の廣住講師の研究室では、土壌の持つ物理化学的性質を実験によって測定しています。今回は土壌の基本的な性質のひとつである「土粒子の密度」についてご紹介します。
土壌はさまざまな大きさの粒がたくさん集まってできています。この土壌のつぶつぶのことを「土粒子」といいます。この土粒子の密度のことを「土粒子密度」といいます。有機質の土壌であれば土粒子密度は小さくなります。逆に鉱物質の土壌であれば土粒子密度は大きくなります。
土粒子密度は土壌を構成する基本的な単位である土粒子の性質をあらわすものです。土粒子密度を使って直接土壌の評価をすることはあまりありませんが、それ以外のさまざまな実験の基礎的なデータとして用いられます。
写真ではピクノメータを使って土粒子密度を測定しています。
![土壌分析(4)「土粒子の密度」(1)](https://eis-yokkaichi-u.jp/wp-content/uploads/2018/12/1-1-150x150.jpg)
![土壌分析(4)「土粒子の密度」(2)](https://eis-yokkaichi-u.jp/wp-content/uploads/2018/12/2-1-150x150.jpg)
![土壌分析(4)「土粒子の密度」(3)](https://eis-yokkaichi-u.jp/wp-content/uploads/2018/12/3-150x150.jpg)
![土壌分析(4)「土粒子の密度」(4)](https://eis-yokkaichi-u.jp/wp-content/uploads/2018/12/4-150x150.jpg)