環境情報学部と総合政策学部の相互乗り入れ講義(「環境保全とツーリズム(環境)/観光政策(総合)」)で3泊4日の中山間地体験合宿を行いました。場所はいなべ市藤原町の鼎(かなえ)地区です。2019年9月5日に宿泊所の「かなえハウス(鼎家)」に到着し、地域の観光名所(東林寺白滝、丸山神社、中里ダムなど)の見学、田んぼの草刈り、川原地区の「ちいさなご馳走体験」への参加、 防災訓練への参加、夜の防犯見回りなどを行いました。参加学生数は4名(全員が環境情報学部)で、総合政策の岡准教授が主に引率しました。
本授業は、観光(ツーリズム)によって地域活性化を目指す方法を、座学と中山間地や離島での合宿を通じて学ぶことを目的としています。地域の持つ自然環境や文化の魅力を「よそ者」の目で見て、また、地域活動に積極的に参加して地域の魅力を発掘します。
合宿終了の前日夜にはバーベキューに招待していただき、イノシシ肉やアマゴの塩焼きなどの特産品に舌鼓を打ち、地域の方々の温かさに触れました。小学生が1名まで減った人口構造の問題、増え続ける空き家問題などの話を伺い、地域の深刻な現状について学生たちは知りました。 学生たちは、今回の経験についてレポートにまとめて提出することになっています。
この紙面を借りて、お世話下さった川原地区と鼎地区の皆様に深く感謝申し上げます。