廣住准教授の研究室に所属する学生が、水道用の塩化ビニルパイプを使った水耕栽培システムを製作しています。
本格的な植物工場や水耕栽培の導入には大掛かりなシステムや高価な装置が必要ですが、最近では便利な道具や材料が簡単に手に入るようになったこと、コンピュータが小型化し安価になったことなどにより、簡単な水耕栽培システムであれば自作できるようになりました。
今回は、工事用の単管パイプをクランプで組み立てて土台を作り、水道用の塩化ビニルパイプとホース、魚飼育用のポンプなどを組み合わせて製作した水耕栽培部をここに載せて、水耕栽培システムを製作しました。ポンプを24時間稼働させて、正常に水が循環することを確認しました。現在、実際にコマツナを栽培し、水に混ぜる肥料の分量の調整を行っています。来年度から、本格的に稼働させる予定です。