2019年12月12日(金)に、業務用水中ドローンを開発・販売している株式会社FullDepthの方々の訪問がありました。尾鷲で行われる水産養殖の実証実験に向かう途中に四日市大学に立ち寄ってくださり、話題の水中ドローンを見せていただけました。
空中のドローンの普及が急速に進む中で、多様な水中ドローンも開発され始めましたが、 FullDepth社のDiveUnit 300は本格的な機種で、ROV(Remotely Operated Vehicle)に近いものと感じました。
空中ドローンと同様に、機体位置の制御保持が出来、機体の位置情報を把握し、記録出来ます。広角なカメラを持っており、ソナー(マルチナロービームソナー)で濁った水中でも障害物を探知し、水深300mまで航行可能とのことでした。
海洋プラスチック問題に関連して、これから海中や海底のゴミの分布調査やマップ作りが必要になりますが、そのような調査に使用可能との印象を持ちました。担当者の方々からの、利益を上げるだけでなく、社会に役立つ、新しいことにも挑戦したいとのコメントが心に残りました。