エコ活部が奈佐の浜のアマモ場に敷くマットを制作(千葉)

2021年12月4日(土)に四日市大学の文科系サークルであるエコ活部(環境情報学部2年次の田中来希君、大門史弥君、1年次の眞屋雄一君)の3名が答志島の桃取港でアマモの種のマット作りを手伝いました。答志島では桃取町の漁師である小浦嘉門さんを中心に、奈佐の浜のアマモ場の再生活動が行われています。アマモ場は「海のゆりかご」と呼ばれ、魚介類の繁殖の場として貴重なものです。伊勢湾のアマモ場は豊穣の海と呼ばれた1950年頃に200km2程度あったものが、現在は5km2以下に激減したとされています。

今、日本各地で豊かな海を取り戻す活動が始まっていますが、小浦さんらのような地道なアマモ場の再生活動は大切なものです。エコ活部は今年の6月に奈佐の浜でアマモの種の採取を手伝いました(過去記事)。今回は、その時に採取した種をマットに撒く作業を手伝いました。近日中に、このマットは漁師さん達の手で奈佐の浜の海底に設置されます。

風の吹く寒い天気の中でしたが、学生たちは頑張りました。小浦さんからは、「ラグビーじゃないけど、3名がワンチームで良く頑張っていた。段取りが良くて感心した。」との言葉をいただきました。エコ活部の皆さん、ご苦労様でした。小浦さんを始め、関係者の皆様、大変お世話になりました。

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