長良西小と楠小の合同海岸清掃活動(千葉)

2022年11月10日(木)に岐阜市立長良西小学校と四日市市立楠小学校の5年生が四日市市楠町の吉崎海岸で交流活動を行いました。この催しは愛知・三重・岐阜3県の市民団体が作った「22世紀奈佐の浜プロジェクト」と四日市大学環境情報学部の千葉研究室が計画したものです。内陸部と海辺の小学生が交流して、海岸漂着ゴミやマイクロプラスチックの問題を体験を通じて学ぶことを目的としています。

当日は晴れで暖かな天気となり、子供たちは海岸で元気に活動しました。長良西小のバスの到着がやや遅れたために、合同での海岸清掃活動は取り止め、まず楠小だけで海岸にはびこる外来植物コマツヨイグサを手でむしり取って駆除しました。長良西小の到着後、各校から参加した約85名の児童が混生の10名ずつのグループを作り、自己紹介や地域紹介をした後に、グループごとにマイクロプラスチックの観察や採取を行いました。

千葉研究室の3年生と4年生の11名が子供達のサポートに入り、海岸で活動をする上での注意点の説明、採取できるマイクロプラスチックの種類の紹介なども行いました。短い時間でしたが、両校の子供達は楽しく交流し、海岸での活動を進めました。このような大きな催しを運営・支援する経験は、研究室の学生たちにも大きな経験となりました。

この活動にご参加いただいた両校の先生方に深く感謝申し上げます。このために時間を作り、事前学習をするなどのご苦労をお掛けしたと思います。また、この活動は定期的に吉崎海岸の清掃活動を行う四日市ウミガメ保存会と楠地区まちづくり検討委員会の支援を受けて実施しました。両団体の協力がなければ実施は困難でした。両団体に深く感謝申し上げます。

当日は三重テレビと中日新聞の取材を受けました。三重テレビは「海と日本PROJECT」の番組の中でご紹介いただき、中日新聞は数日後の紙面に記事を掲載していただけるとのことです。

これから採取するマイクロプラスチックの説明をする小林裕大君(環境情報学部4年)
マイクロプラスチックを探しているところ。徐放性肥料プラスチック、レジンペレット、人工芝片、硬質プラスチック片、下水処理場のろ過材などを次々に見つけていた。「これは何?」という質問も多くて、楽しい時間となった。
全員で記念撮影(写真撮影:村木尚哉様)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください