名古屋港底泥のマイクロプラスチック調査(千葉)

四日市大学環境情報学部の千葉研究室では2年前から伊勢湾周辺の底泥中のマイクロプラスチックを調査しています。先日は藤前干潟の調査を行いました。今回は名古屋港管理組合の協力を得て、名古屋港の3地点(ガーデンふ頭、金城ふ頭、弥富ふ頭)で底泥を採取しました。

泥には多量の貝が含まれ、外来種のミドリイガイが多い印象を受けました。採泥器を引き上げて容器に泥を移すと、人工芝の断片のような緑色のマイクロプラスチックが多数浮上して来ました。これから詳しく調べて行きますが、海底に沈んでいたマイクロプラを海上に引き上げると、水に浮かび上がるというのは不思議な現象です。

今回の調査にご協力いただいた名古屋港管理組合の関係者の皆様、採泥器を貸して下さった鈴木ダイビングサービス様、取材に来ていただいた名古屋テレビの関係者の皆様に感謝申し上げます。

結果が出ましたら、またいろいろな形で報告させていただきます。

弥富ふ頭で採泥作業を行う大野田君(環境情報学部4年)
ガーデンふ頭で採泥準備中。奥に南極探査船ふじの船体が見える。
金城ふ頭で採泥作業を行っているところ。奥にメッセナゴヤが見える。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください