四日市大学環境情報学部



交流ブログ

去る12月7日、台湾の国立交通大学(新竹市)で開催された「グラフィック・ナレティブ」の国際会議に本学部の山本伸教授が司会者として招かれました。山本教授の専門はカリブ文学ですが、一方で日本ポップカルチャー学会の副代表という顔も持ち、昨年は沖縄のローカルヒーローを題材とした『琉神マブヤーでーじ読本:ヒーローソフィカル沖縄文化論』(三月社)を上梓されるなど、特撮物からコミックまで幅広い見識があるということでお声がかかったとのことです。実際、担当したパネルでは中沢啓治の漫画『はだしのゲン』や山本英夫の『ホムンクルス』についての発表もあり、フロアからの熱心な質疑に対して不足ない応答ができるよう発表者へとユニークでスムーズな橋渡しをされていました。台湾はもちろん、アメリカやスペイン、カナダの研究者などが多数出席した会議の司会をしたことについて教授は、「いま新たに注目されつつある比較文学ジャンルであるグラフィック・ナレティブの台湾での記念すべき第一回目の国際会議に出席できたのは大変光栄である」と喜びをかみしめている様子でした。
 



 2017年1月13日(金)に環境専攻(自然環境分野)の卒業研究発表会が ADV 教室で開催されました。

 この卒業研究発表会では16課題の研究発表がありました。これまでの大学生活の集大成として各セミナーで取り組んだ研究成果を発表しました。

 情報専攻の卒業研究発表会とメディアコミュニケーション専攻の卒業展も別会場で同日開催されました。

環境専攻(自然環境分野)卒業研究発表会



2017年1月21日(土)、三重県立博物館(MIEMU)で三重県主催の環境県民講座が実施され、環境情報学部の千葉賢教授が講師を務めました。講座のタイトルは「数値シミュレーションによる貧酸素水塊の未来予測」で、約60名の聴講者が集まり、熱心に教授の話に耳を傾けました。
 
講座の内容は、「数値シミュレーションとはどのようなものか」、「伊勢湾で今何が起こっているのか」、「貧酸素水塊の発生と短期変動のしくみ」、「貧酸素水塊長期化の原因推定」、「数値シミュレーションによる貧酸素水塊の未来予測」、「伊勢湾の漂流漂着ゴミ問題」に分かれ、約2時間の中身の濃い、やや専門的な事柄も含むものでした。
 
教授がYouTubeにアップしている数値シミュレーションの動画伊勢湾の立体地形の見せるWebアプリ、環境情報学部が実施している伊勢湾海洋調査実習の写真の紹介もあり、楽しめる工夫も織り込まれていました。
 
会場からは、「江戸時代にも貧酸素水塊は発生していたのか」、「下水処理場は伊勢湾の環境に役立っているのか」、「伊勢湾の環境を専門家が集まって議論し、方針を決めるような取り組みは行われているのか」、「大津波が来ると伊勢湾のヘドロは浄化されるのか」などの質問があり、伊勢湾の環境問題に興味を持たれた方が多くおられたようでした。教授は、これらにも丁寧に答えていました。
 

講座の様子


教授自作の墨絵を描くアプリの紹介


伊勢湾への汚濁負荷量の年次推移の説明


貧酸素水塊の短期変動の原因についての説明


数値シミュレーションで作成したアニメーションを使っての伊勢湾の漂流ゴミの動きの説明



2016年12月6日に廣住講師と学生5名で四日市大学構内にある実験用ビニルハウスの大掃除をしました。床に敷いてあった防草シートをはがしてていねいに洗ってから、きれいに張り直しました。これですっきりとした気持ちで新年を迎えることができそうです。

来年の2月ごろには卒業研究のための栽培実験にむけてトマトとトルコギキョウの種まきをする予定です。





2016年11月22日に廣住講師と学生5名が四日市市の「あずんガーデンファーム」を訪問し、トマトのハウス栽培の現場を見学しました。
 
あずんガーデンファームを運営する株式会社良菜健土(りょうさいけんど)の加藤秀樹・代表取締役から、トマトの栽培方法だけでなく、農業経営や食に対する考え方などについて、お話をお聞きすることができました。
 



2016年11月2日に廣住講師と学生11名が三重県三重郡菰野町の水田で土壌調査を行いました。
 
この水田では竹林間伐材から作った竹粉肥料の効果を調べるための実験が行われています。今回の調査では竹粉肥料を与えた場所と与えなかった場所で、土壌にどのような違いが生じるかを調べるために行いました。
 




2016年10月26日に廣住ゼミが四日市大学構内にある実験ほ場で土壌調査の実習を行いました。
 
この実習は廣住ゼミに新しく配属された2年生がこれからの研究に必要な土壌調査の技術を知識を身につけるために行いました。土壌調査のための試掘抗は全員で協力して掘りました。2年生は、3年生の先輩から指導を受けて、土壌調査の方法を身につけました。
 



2016年11月25日(金)午後に武本ゼミの2、3、4年生ら9名がいなべ市にある太平洋セメント社を見学しました。この施設は各種セメントの焼成と産業廃棄物の処分を同時に行っており、日本で最大級です。はじめに講義室で説明があり、藤原岳より採掘される良質の石灰岩から各種のセメントを作成していることや、セメント1トンあたり190kgのリサイクル原料を使用していること、また石炭燃料とともに50%の比率でリサイクル燃料を用いていることなどを学びました。関心が高まっている産廃や各種廃棄物の有効利用の状況について知ることができました。セメントは1450℃の高温で焼成するため、ダイオキシン等は排出されないことも知りました。
 
その後、施設を回り、セメント焼成ロータリーキルンの見学では、下水汚泥、都市ごみ、RDF施設の焼却灰、廃プラ、廃タイヤ、碧南火発からの石炭灰、廃油、廃酸、廃肉骨粉、自動車シュレッダーダストなどをトラック1000台/日で搬入し、キルン内への投入していることや、この処理場では1日6200トン以上のセメントを焼成し、製品はトラックや三岐鉄道の貨車で四日市港などから出荷しているとの説明を受けました。
 
学生たちは廃棄物処理の現状について、良い勉強になったと感想を述べていました。
 

講義室での太平洋セメント社藤原工場の概要説明


セメント工場での廃棄物処理方法の説明


工場施設の前(東藤原駅)を走行する三岐電車


廃棄物リサイクルに適しているセメント工場


循環型社会の産業クラスターの中核に



2016年11月18日(金)、19日(土)、22日(火)の午前中に武本教授と高橋元教授、ゼミ生が十四川と鎌谷川、ならびに海蔵川の本支流と上流の竹谷川を調査しました。この調査は学内のセミナー調査研究の一環として行われています。富田地区の十四川は5年ほど前から十四川を守る会と共同で調査しています。今回は秋の渇水期で、朝明川からの導水はなく、流量は少な目でした。
 
内部川の支流で、西山地区を流れる鎌谷川の調査は、西山町自治会の方々と共同で実施しました。上流の廃棄物処分場跡地からの浸出水や、茶畑や流域家庭の排水がこれらの水系の汚染を起こしていることから、本学に共同調査依頼があり、数年来実施されています。
 
海蔵川は4年前から中流と下流で継続調査しており、依頼に基づき昨年度から上流の調査も追加して実施しています。上流の菰野町の養豚場や竹谷川上流の県地区の養豚場からの排水が汚染を引き起こしていることから、県地区市民センターの矢田館長や竹谷川の蛍と桜を守る会と共同で調査実施中です。
 
県地区では高濃度の有機汚濁のため、蛍が減少したり、稲作の稲が被害を受けたりしており、対策が急がれています。なお今年は、被害地域は水稲(昨年は枝豆)を栽培しています。やはりコシヒカリを作付した2圃場では倒伏が発生、しかしその他はキヌヒカリなどの作付のため被害はないそうです。
 

十四川下流:豊栄橋での採水


十四川中流:茂福・北鵤町ゴミ置き場(流量小)


 鎌谷川上流部・水沢町内での採水作業


 鎌谷川中流部のミルクロードの下


 鎌谷川中流部・希望産業のそばで


 県地区の守る会の皆さんと海蔵川上流の大口川へ

 鎌谷川へ注ぐ小水路・遠方は牛牧場


竹谷川の一支流・養豚場から排水流入調査


 県地区の守る会の皆さんと海蔵川上流の大口川へ



平成28年11月11日(金)午後、武本ゼミの教員と学生8名が四日市市新正にある日永浄化センター(市の下水処理場)の見学を行いました。下水処理施設を訪問することで、日頃からゼミで学んでいる汚水処理技術の理解を深めることが目的です。
 
近鉄新正駅に集合し、徒歩で15分あまりの浄化センターに到着し、その後、市の下水処理のうち約50%がここで浄化されていることや、各種処理内容の概要、汚水処理方法などについて、資料、スライドによる説明を受けました。今年4月に供用開始された最新鋭の第4系統については、ステップ流入式の多段硝化脱窒法を用いて窒素を80%除去し、りん除去が必要な汚水はポリ塩化アルミを注入してリン酸アルミとして除去するとのことで、厳しい放流規制に対応する高度処理施設の稼働が始まっていることを知りました。なお、脱水汚泥は焼却の後に焼却灰として、太平洋セメント社へ送り、リサイクル原料となるそうです。
 
その後、第4系統を地下から一周し、複雑な配管が走る中、最初沈殿池、反応槽、最終沈殿池、汚泥脱水機、浄化装置、地上での天白川への放水状況などを見てまわりました。また、従来の第3系統も見学し、学生諸君にとっては初めて見る施設で、日頃からの学習の助けとなったようです。
 

施設についての説明を受けるゼミ生


日永浄化センターの配置図
(第1系統は5月末で廃止に)


第4系統の地上は点検パネルだけ


第4系統は地下から見学


第3系統は地上から見学



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