水田のマイクロプラスチック調査(千葉)

伊勢湾の海岸には徐放性肥料(PCRF: Polymer-Coated Controlled Release Fertilizer) の樹脂被覆が大量に漂着しています。この肥料は高齢化の進む日本の農業で大切な役割を果たしていますが、その樹脂被覆が海に流出した場合の危険性については良く分かっていません。予防原則に基づけば、海への流出を少しでも防ぐ対策が重要で、そのためには農地から海への流出過程を明らかにする必要があります。

今回、農家の協力を得て、20年間徐放性肥料を使ってきたという水田で土壌を採取させて頂くことが出来ました。これから、水田の単位面積あたりの残留量や、樹脂被覆のプラスチック種類や劣化状況などを調べてゆきます。

調査した水田は200アールの広さがあり、北西風の影響で南東側に樹脂被覆が吹き寄せられる傾向があるとのことでした。確かに、南東側の水田の土手には無数の樹脂被覆が吹き寄せられていました。

土壌を採取しているところ 、 調査には2年生3名が参加した
南東側の土手には多量の樹脂被覆が吹き寄せられていた

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください